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別にいいじゃん

仕事のこととか考えたこととか色々

自分らしさとオリジナリティ

雑談


どうもこんばんは。

僕がゆとり世代なのもありますけども、「個性を伸ばそう」とか「自分らしい生き方」みたいなものをよく見かけますしそういうものが生きていく上で大切なのだとよく言われています。

僕もそうだと思いますけども、なんだかそれで逆に行きづらさを感じている人もいるように感じます。

今日はそういうことについて書いてみたいと思います。



自分らしさ

ざっくり定義すると自分の価値観に沿ったこと、自分に合っていることのことだと思います。
人それぞれ違うバックボーンがあって、それぞれ好きなもの嫌いなものがあるということですね。

自分らしく生きる、ということはそういう価値観に沿って生きるということですね。
自分の価値観を把握したうえで苦手なこと嫌いなことを最小化し好きなこと得意なことを最大化する。

就活とかでもこういう枠組みで将来のことを考える人が多いと思いますし色んな生き方がある今の世の中でこういう考え方で選択肢を絞っていくのはそれなりに合理的だと思います。
自分の価値観を正確に知るというところがスタート地点なのにそれが1番難しいんですけどね。

幸せに決まった形はありませんから、人それぞれその人にとって良い生き方をできると幸せだろう、というのは妥当な議論だと思います。


オリジナリティ

一方で難しいのはこっち。
日本語で定義すると、独自性とか唯一無二性になるんでしょうか。
他人とは違う自分であること、他人より優れていること、そういうことだと考えます。


なんだか、世の中には自分らしくあることを他人とは違う存在であることと考えて苦悩している人が多いんじゃないか、ということを思います。

大学や就職のときには「他の人ができないようなことを」「誰も思いつかなかったようなことを」「誰とも違う自分らしさを」みたいな言葉をよく聞きました。
もちろんそういうものを追求するのは世の中から見ると良いことだと思いますし、実現できるとその人にとっても価値のあることになるだろうと思います。


が、そういうものを目指すことで逆に苦しんでいる人も一定数いるんじゃないか、と。
就活において、身の回りの学生はみんな競合ですからその人たちと比べて自分はどうか、その人達にできないことを自分はできるかという目線があるのは戦略として大切なことではあります。

ただ、そういう強迫観念みたいなものが人を苦しめている側面もあると思っていて「人に比べて優れているところなんてないし・・・」みたいなことで悩んでいる人をよく見かけます。
これは1人の人間の人生として考えたときにあまり良いことではないような気がします。

自分が好きなこと、ストレスなく夢中になれることみたいなそういう物事さえ自分の中で見つかればそんなに競合とかは気にしなくてもいいんじゃないか、ということを思います。



「お前の代わりなんていくらでもいるんだ」というのはブラック企業の話でよく聞きますが、これはけっこう正しいと思います。(発言としてどうかということはありますが)
どうしても代えが効かない世界なんて高度に専門化されたところみたいな超トップ層ぐらいにしかないんじゃないかと僕は思っています

この会社に就職しないと自分は幸せになれないなんてことはほぼほぼないでしょうし、この学生を取れなかったら大きな損失になるとか会社が傾くみたいな話もあんまりないでしょう。
良くも悪くも所詮は新卒の学生1人ごときの次元の話ですからね。



人間って自分は特別な存在でありたいとか人に認められたいということを思いがちで、その結果他人に比べて何かしらすごい存在になるとか唯一無二みたいなものを目指したがると思うんですけども、そういう考え方で生きるのは大変だな、と。
もちろんそういうのを目指すのもいいことだし、自分もそうなれるといいなということを思ったりはしますが。


そもそも、唯一無二の存在になるってかなり傲慢な話だと思うんですよね。
自分にしかできない、みたいなことを目指すって世の中にいる何千万、何億という人が比較対象なわけです。
実現できるとすごいんですけども、そのための努力量とモチベを天秤にかけてしんどい思いをしている人が多そうな印象。
逆に、大したことないのに唯一無二ぶってる人は観測範囲が狭いだけなんじゃないか、と。


何か良いアイデアを思い付いたとしても変におごらずに、
自分と同じようなことを考えてた人がいるかもしれないけども面白そうだからやってみよう、と思うようにするというか。
そういう風に他社との比較ではなく自分の価値観重視で生きた方が気楽だと思います。

地球以外に生物が存在する惑星は見つかっていない、という問いに答えるのは簡単ですけども
地球以外に生物が存在できる惑星は存在しない、という問いに現段階で答えるのは難しいですよね。

自分は他の人と違う唯一無二の存在なんだ、ということは後者の問いに断言で答えるようなものだと思うんですよね。
そりゃ人間1人1人違うと言えばそうなんですが、就活生とかブログとかビジネスマンとかそういうフレームの中で唯一無二を名乗るのは勇気が要ることですよね。


■まとめ

自分らしさを大切にする生き方は幸せへの近道だと思いますし、別に自分らしさがありふれているものでも他人と大して変わらなくてもいいんじゃないか、と。
本当の意味での唯一無二になるための労力はすさまじいですから相当な覚悟がないとそういう存在にはなれないと思った方がいいと思います。(もしくは観測範囲を狭めてお山の大将になるか。)

日本中が注目するような何かしらの大物にならなくてもきっと幸せになれますし、むしろみんながみんなそういう立身出世みたいなものを目指していたらそれこそ無個性です。


自分みたいな人間は他にもいくらでもいるんだ、ぐらいの気持ちで好きなように生きた方が幸福感に対するコスパが良いと思いますね。